mieko-chan’s diary

日々のよかったや気づきを書いてます。

わくわく伝染ツアー②~よかったブログ400日目~

おはようございます!miekoです。

 

ふたつめの、自伝的小説「タカラモノ」からの一人芝居は、

東京のほのみの家に来ていた時に、医療ミスで亡くなったママの四十九日の日に、ママの妹みっちゃんと縁側で話しているシーン。

 

「あんたのこと、ママはいっつも自慢してたんやで。

『ほのみの机がな、前より大きくなって、場所も前、前の中央って変わっていくねん。こーんなでかい机なんやで。他の人の倍はある。部屋でいちばん大きな机やねんでぇ』って」

「あんたは小さい頃から身体も弱いし、運動もできひんし。

人と話せへんからすぐ逃げ出すし。

そんな子がたった一人で東京行って。いったいなにが出来るんやって。」

「あんた偉かったよ。いやな先輩にも逃げずに向き合ったり、家にお金入れるようになったりしてな、みんなびっくりやで。

ママは嬉しかったんや。あんたの成長を誰よりも喜んでいたで。」

「ええのか?ママが楽しみにしてたあんたの未来を、ここで止めていいのか?

ママはな、死んでも見てる。死んでも、あんたのこれからの成長を楽しみにしている。死んだ人に親孝行したってええやないの。東京に戻って、あんたはあんたの人生の続きを、もっとすごい物語をつくらなあかんねんて」

 

ヒコーキ雲が、白い矢印のように、東に向かって伸びていた。

 

◎四角いスツールに座って、和田さんがひとりで朗読しているだけなんだけど、青空や涙でぐちゃぐちゃになった顔で鼻をかむ二人が、本当にそこにいるようでした。

 

今、書いてて、また泣きそー!

今、会社!!