おはようございます!miekoです。
先週、NHKの過去の番組を再放送するプレミアムカフェ選で
「巨樹は語る はるかないのちの物語」を見ました。
その中でカンボジアの世界遺産タ・プローム遺跡が紹介されました。
崩れかけた寺院にスポアンという巨木が根を張っています。
樹齢300年とも400年ともいわれる巨樹の根が崩れかけた寺院の柱みたいになっています。この根は乾季にそなえ水を蓄えているそうです。
戦争の時にはここに逃げた人たちがこの根に傷をつけて、出てくる水を飲んで命をつないだそうです。
先日近所のあじさいの名所に行った時に、小高い山を覆うように根が張っている木を見ました。
ずっと前、このあたりに住む人たちは、もしかしたらこの木の根っこから水を飲んでいたのかも、なんて想像してしまいました^^
~今日の気づき~
今は水道をひねれば水が出るのが当たり前になっているけれど、
これは長い歴史から見たら、あたり前じゃないんだ、と
あの番組とこの木を見て思いました。
◎江戸の大灌漑工事がされる前、この辺りは水の便が悪くて人があまり住めず、馬や牛を飼う牧草地帯だったそうです。(それが今も地名に残ってる!)
もしかしたら、この根っこ、雨水貯えて夏の暑い日に馬の喉を潤したかも^^なんて梅雨空を見ながら思いました。