mieko-chan’s diary

日々のよかったや気づきを書いてます。

障害者の能力〜よかったブログ1529日目〜

こんにちは!miekoです。

 

昨日のブログに書いた、

mieko-chan.hatenadiary.jp

松下幸之助さんの伝記の中で気になる人物がいました。

大阪盲唖院院主の五代五兵衛さん。

15歳の時に風眼(淋菌性結膜炎)に罹り失明。

家族を養うためにあんま業のかたわら

お悩み解決の為に人や情報を紹介する周旋の仕事、

土地や不動産の売買までしていたそうです。

家屋の査定をする時、

玄関から入って柱や壁を触っていくと

それだけで家屋の古さがわかり

値段をつけられたそうです。

「人間はな、ものすごい訓練をしたならば

そのような事も出来る」と言い、

幸之助は人生の中で苦労をするたびに

「五兵衛さんに比べれば恵まれている。

もっと努力をしなければ」

という気持ちになって、

自分を支える大きな力になったそうです。

さらに五兵衛は、

儲けたお金をひとりじめにせず

自分と同じように、目や耳の不自由な子どもたちが

きちんと教育を受けられる学校を作りたいと

日本で初めて盲唖院を作った元京都盲唖院院長の

古川太四郎を院長に迎えて大阪盲啞院を創立しました。

 

先日の新聞にこんな記事がありました。

<2018年、

当時11歳だった聴覚障害者の井出安優香さんが

大阪市生野区の聴覚支援学校の下校中に

重機にはねられ死亡。

損害賠償訴訟で「免失利益」について

一審の大阪地裁では「健常者の85%」とした。

免失利益は、全労働者の平均賃金を基礎に計算されるが、

障害児の場合は、就労能力が健常児を下回るとみなされ、

最低賃金をベースに算定される事が多かった。

高裁判決はこれを変更し

「健常者と同額」の4365万円の支払いを

重機の運転手側に命じた。>

 

五兵衛さんは視覚障害者で、

健常者以上に稼ぎ学校まで建てた。

そして何より松下幸之助が成功したのは

五兵衛さんのおかげかも!?

 

~今日の気づき~

五感をなにか失うと

他の五感や第六感が冴えて

とてつもない力を発揮するんだなぁ!

と思いました。