mieko-chan’s diary

陽転エデュケーターmiekoが日々のよかったや気づきを書いてます。

許せない事、過去のしこりを 「物語」で癒す事が出来る。小説「タカラモノ」〜よかったブログ1281日目〜

おはようございます!miekoです。

 

和田裕美さんの小説「タカラモノ」の

5万部突破記念トークライブに参加しました。

2019年に出たこの本、10刷まで行ったそうです!!

 

ゴールがあるのがビジネス書。

ゴールは成功、お金持ち、断捨離・・・。

小説はゴールが無い。

ゴールは読み手によって変わってくる。

物語は脳内でいつも起こっている。

周りにいっぱいある。

書きたいなと思うとネタにしようとモニタリングする。

メモしている。

嫌な事でもネタにしようと思うと腹が立たなくなる。

マイナスとプラスが両方やってくる。

 

小説はダメな人が主役になれる。

どんな人にもスポットライトが当たる。

ビジネス書だと成功体験。

「タカラモノ」は毒親のママの言葉がスポットライトを浴びている。

書いていて面白かった。

幸せな家族のかたちはひとつしかないけれど

不幸な家族はバリエーションがいっぱいある。

成功しなくても、

全てが誰かの人生に影響を及ぼしている。

陽転思考をしていると過去(記憶)が陽転する。

フックに引っ掛かったのが記憶。

記憶喪失になったら過去が無くなる。

過去を思い出して改ざんする。

あの経験「よかった」にすり替わっていく。

「いじめられた事もあったけど、誕生会1回やってもらったなぁ」

検索キーワードが変わっていく。

 

「タカラモノ」の前の「ママの人生」では

父親が嫌いなままで終わっていた。

編集担当田中さんに、

「もっと魅力的にできませんか」と言われ父目線で書いた。

すると、

父はあまのじゃくだったんだ。

中二病的に言えない人だったんだ。

俯瞰して神目線で書いたら、

「ホントにそうだったんだろうなぁ・・・」

記憶が改ざんされ感謝に変わっていった。

許せない事、過去のしこりを

「物語」で癒す事が出来る。

 

~今日の気づき~

私もブログを書き始めて

過去のしこりが取れてきたように思う。

なんか、小説書きたくなりました~^^

 

◎最後に「なぜ小説を書こうと思ったのか?」と質問がありました。

理由はふたつ。

ビジネス書が売れなくなってきて「和田裕美オワコン」だと思った。

小説だったらずっと続けられる、

スキルを身に付けておけば続けられる、と思った。

ポンコツだった家族に感謝出来るようになったので

家族団らんが無い家庭でも人生は開けますよと示したかった。