mieko-chan’s diary

日々のよかったや気づきを書いてます。

団菊祭5月大歌舞伎。いろんな物語が続いて行くんだなぁ〜よかったブログ1261日目〜

おはようございます!miekoです。

 

歌舞伎を観てきました。

5月の歌舞伎座は団菊祭。

「団菊祭」とは明治期に歌舞伎の近代化を進めた

九世市川団十郎と五世尾上菊五郎の功績を

顕彰する興行です。(筋書より)

この団菊祭、3年振りだそうで、

あれっ私、去年もこの時期歌舞伎座来たけど?

と写真を確認したら4月と6月だった。。。

間の5月はたしか感染者が増えまん防が出て中止に。

ほんと記憶は曖昧だ。

ちょっとしたことでも書いとかないと忘れちゃう(汗)。

で、書いときます。

 

今月も感染症対策で3部制で私たちは2部を観ました。

2部はこんど団十郎を襲名する海老蔵の「暫」と

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で桃剣役だった尾上菊之助の「土蜘」。

海老蔵が暫を始めて演じたのは

平成16年5月の海老蔵襲名の時だったそうで

「26歳と若かったですね。

ロビーで父(十二世団十郎)に何度も教えていただきました」

と筋書にありました。

このときも観ていて、

あのひょろっとして衣裳に埋まってた海老蔵

こんなに立派になって、

しかも「しばらーく、しばらーく」の声がお父さんにそっくり!

自身の襲名をひかえ練習したんだろうなぁ、と感慨無量でした。

「3年振りの歌舞伎座で、オリンピック以来の暫を」

こんな台詞を入れて会場を沸かせるところもベテランの貫禄。

「五輪」じゃなくて「オリンピック」と

横文字をよく入れたなぁ、と感心しました。

 

土蜘も菊之助の踊りがうまくて「さすが、黍さまっ!」

と心の中で叫びました(笑)。

カムカムも3代に渡る物語でしたが

菊之助もお父さん(菊五郎)と息子(丑之助)と3代、

そして胡蝶役の時蔵さんも長男(梅枝)孫(小川大晴)と3代。

とても微笑ましい舞台が観られました。

筋書の時蔵さんのインタビュー欄に、

「昭和62年辰之助(三世松緑)の智籌、

菊五郎さんの源頼光で私が胡蝶を務める予定でした。

前月に辰之助さんが亡くなり急遽、

菊五郎さんが智籌、私が頼光をやらせていただいたのです。

それから35年が経ち、あの時勤めるはずだった、

菊五郎さんの頼光で、胡蝶を演らせていただくことになりました。」

とありました。

しかも今回、菊五郎さんが「お互い3代でやろうよ」

と言ってくれたそうです。

「私は息子と孫の3代で同じ狂言に出るのは初めてです。

ありがたい思いです」

時蔵さん^^

 

~今日のよかった~

貴重な舞台を観られてよかった。

 

◎いろんな物語が続いて行く。

そこに私の物語も、ちょっと織り込まれている^^

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