おはようございます!miekoです。
日曜美術館で紹介してた
「横尾忠則:The Artists」に行って来ました。
東京ミッドタウン21_21GALLERYで、なんと無料!
カルティエ現代美術財団から依頼されて描いたというポートレート139点が
1本のリボンの様に幽曲をえがいて並んでいました。
「全部同じタッチで描くのは不可能。
一人ひとり性格も全部違う。テーマも変わる」
とご本人が言っているように、
絵からその人の性格が滲み出てくる様な、
絵からその人の声が聞こえてくる様な、
観ていてそんな風に感じました。
そして絵、うまい!(ってあたり前か^^)
会場で流れていたインタビュー映像でこんな風に話されていました。
<WHOが武漢でコロナが発生したと発表したのが1月31日。
たまたま翌日から病院をテーマにした「兵庫県立横尾救急病院展」というのを開いた。
その後展覧会がのきなみ中止となり発表の場が無くなった。
何とかして発表していかないと・・・。
ネットで発表しよう!
29歳の時にマスク作ったのを思い出して、
今までの作品にそのマスクを付けて
「WITH CORONA 」マスクアートをTwitterで発表。
新しいアートが発生する時は社会が安定した状態の中からは生まれにくい。
むしろ社会が混乱している状態の時の方がアートは活発な活動を始めると思う。
閉塞状態の中で、アートを通して、閉塞感をどう切り開いていくか。
タイミングは、この『時間』。
コロナを敵にまわすのではなく、内なるイメージとして自分の中に閉じ込めてしまって共存共栄しよう、で「WITH CORONA」にした。
今は「WITHOUT CORONA」。
緊張と不安の中で、アートが出番。
今が一番いいチャンス。>
~今日の気づき~
横尾さんのマスクしてると、
ふと鏡に映った自分の顔を見て
クスッと笑ってしまう。
まさに、閉塞感を切り開いている。
◎「GENKYOU横尾忠則展」の方の会場で観たのも、
笑ったなぁ~^^