こんにちは!miekoです。
昨日の続き。
「今の日本は『躁』状態に感じます。心の中は『インフレ』です。
縞々を着てワールドカップを観て、
即位パレードには十何万もの人達が詰め掛け
日本人はこんなに皇室が好きだったかなぁ、と思いました。
『欝』という字が常用漢字に追加されたのは2010年。
その頃から心療内科が増えました」
あー、そう言えば会社の若い子が欝になったのこの頃だ!
「金子みすずの詩に『大漁』というのがあります。
浜は大漁だとお祭り騒ぎだけど、海の底の家族達は悲しんでいる。
それとは対照的に橘曙観(たちばなのあけみ)の『楽しみシリーズ』があります。
貧乏だけど、たまにお金が入って魚が買えて、
子どもたちが大喜びして、お皿たたいて『はやく!はやく!』と言っている。
金子みすずは若くして自殺しました。
自然に生きている輪廻。魚にも肉にも野菜にも命があります。
親鸞は『悪』としたけれど弱いものを食べて生きている」
「青春」の頃、金子みすずタイプだった私。だから色カルタでグレーを選んだんだ。
https://mieko-chan.hatenadiary.jp/entry/2019/11/18/214232
どんな詩か調べてみました。
「大漁」
朝焼け小焼けだ大漁だ
大羽鰮(おおばいわし)の大漁だ。
浜は祭りのようだけど
海のなかでは何万の、
鰮のとむらいするだろう。
「独楽吟」
たのしみは まれに魚烹(に)て児等(こら)皆が
うましうましといひて食ふ時
つづく。