こんにちは、miekoです。
BEAMSのクリエイティブディレクターであり、
ビームス創造研究所 所長の南馬越 一義さんの講演に行って来ました。
ビームス創造研究所というのは、「モノからコト、コトからヒトへ」をモットーに設立されたそうです。
売り場を持たずに、
銭湯とコラボしたグッズを銭湯で売る、
佐賀の有田焼を従来の木箱に入った重厚感のある物でなく、
普段使いのデザインにしカフェで使いそこで売る、
東日本大震災後で使えなくなってしまった大漁旗をスケートボードに張って売る、
ということをされているそうです。
元々、この事業を始めたきっかけは、ビームス初の、路面ではないショッピングモール展開の
ビーミングライフストアビームスを始める時に、
ショッピングモール=ファミリー=ゆるい=ゆるキャラ=くまもん
という事で、くまもんを採用。くまもんはロイヤリティーがかからない、しかもグッズは熊本県では作ってない!
「これでは熊本にお金が入らないじゃないか!」
ということで、オリジナルの、地元の素材を使ってグッズを作って販売。
これが大当たり。くまもんにレジをやってもらったら10分で15万円を売り上げたそうです。
その後、あっちこっちの自治体や
経済産業省までも巻き込む「地方創生プロジェクト」になっていったそうです。
~今日の気づき~
この、利他の精神と柔軟な発想が、今のビームスの繁栄に繋がっている!
と思いました。
◎講演後、名刺交換の列に並んだら、優しく笑顔で一人ひとり声をかけてくれました。
素敵な人でした。