mieko-chan’s diary

日々のよかったや気づきを書いてます。

医療的ケアが必要な子供たち7~よかったブログ235日目~

こんにちは、miekoです。
 
またまた続き。


ちょっと話は戻りますが、この本「医療的ケアが必要な子供たち」の著者、内多勝康さんのNHK時代のエピソードを紹介します。
いくら企画書を書いても上のハンコがもらえず、もうダメだ!と思っていた時、仲間の協力もあってひとつの企画が通ったそうです。
 
それは、自閉症を追ったドキュメンタリー番組。

川崎市の公務員として働くTさんの話。

自閉症の人は人一倍こだわりが強く、Tさんも水やトイレが大好き。

子どもの頃は家の前を歩く人にホースで水をかけたりしてたそうです。

お母さんはやめさせようとしたけれど、パニックを起こしてしまうのであきらめたそうです。

そこで、逆転の発想をして、

「こだわりは人一倍興味が強い証拠。それを生きる力にすればいい。」

お母さんは、水を存分に使えるお風呂やトイレの掃除を教えたそうです。

その後、二人三脚で猛勉強し、公務員試験に合格し、川崎市の老人ホームで清掃の仕事をしているそうです。

これが放送された後、お母さんから嬉しい報告があったそうです。

自閉症のこだわりは絶対にやめさせるべきだ、というのが世間の常識でした。

でも、あの番組が放送されてから、こだわりは無理やりやめさせることは無く、その人の個性だ、とまわりが思ってくれるようになったんです。」

 

 

~今日のよかった~

不幸は比較から生まれる。逆転の発想が人生を救う!

 

◎Tさんは誰よりも大きな声で

「おはようございます!」

と、挨拶してくれるそうです。

それは、自然と周りに、微笑をもたらしてくれるそうです。

 

 


 
 
 
~今日のよかった~
◎皇后様の来訪が放映され